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リーブラ

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超大型宇宙戦艦であり、ピースミリオン級宇宙戦艦。ピースミリオン級は分類こそ「宇宙戦艦」に属するが、実際には移動能力を持った宇宙要塞的な存在である。名前の由来は黄道十二星座のひとつ天秤座のラテン語。

ピースミリオン級宇宙戦艦「リーブラ」は、地球圏をほぼ統一し終えたOZ(ロームフェラ財団派)がその力の象徴、および宇宙政策の要としてOZ宇宙軍司令官ツバロフ・ビルモン指揮の下で建造が進められていたが、完成直前に革命組織ホワイトファングが蜂起、リーブラ建造の現地指揮官でホワイトファングの内通者でもあったセディッチの手引きによりリーブラはホワイトファングに奪われ、最終的には同組織によって完成された。

構造はほぼ正八面体型のメインブロックと、その同一平面状の4頂点に菱形のエンジンブロック4つを水平に組み合わせた形がベースとなっている。メインブロック下部に砲口を開く「主砲」は、宇宙空間から地球上を狙撃し、島をひとつ消す威力を発揮してみせた。ただし、設計者である5人の科学者による意図的な構造欠陥のため、発射毎に艦全体への異常の発生が絶えなかった。

主砲の他、艦体表面に無数のビーム砲(副砲)が配されており、張五飛アルトロンガンダムが完成前のリーブラを襲撃した際も、稼動可能であった副砲の一斉射撃によりこれを撃退している。

最終回、ピースミリオンの特攻により主砲を失ったリーブラは、その質量とジェネレータの爆発により核の冬を起こそうとするホワイトファング指導者ゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)により地球に落下させられようとしたが、5人の科学者の機転により再起動したピースミリオンによって大部分の降下を阻止することに成功。依然降下を続けるリーブラの一部も、内部からのエンジンの破壊、およびウイングガンダムゼロのツインバスターライフルの直撃によってその艦体は落下直前に完全に破壊された。