
フォートセバーンにおけるベルティゴとの戦闘でサテライトシステムを破壊されたガンダムXを、キッド・サルサミルらフリーデンのメカニックチームが様々なジャンクパーツを用いて改修した機体。
携行武装としてディバイダーとビームマシンガンを装備し、バックパックはビームソードのホルダーを兼ねる追加スラスター2基と稼働時間延長(喪失したリフレクターのエネルギー貯蓄機能の代替目的でもある)用のエネルギーポッド2基をX状に配置している。このエネルギーポッドは、1基につき12時間の作戦行動が可能とされる。総合火力はサテライトシステム装備型よりも大きく劣るものの、機動性強化や対モビルスーツ戦に適切な火器の装備により運用の利便性は大幅に向上している。
フラッシュシステムはそのまま残されており、ローレライの海においてジャミルは、Lシステムに組み込まれたかつての上官ルチル・リリアントの助けを借りてGビットを起動している。
ガロードがガンダムDXに乗り換えて以降は、起動用のGコンもそのまま引き継がれたため、Gコンを使用しなくても起動出来るようコクピットを通常の連邦MS規格に変更し、ジャミルの搭乗機となる。