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リオ・マリーニ

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ジオングに足が付いてないことをシャアに指摘された際に述べた、『あんなもの飾りです。お偉い方にはそれが分からんのです』という名言は、あまりにも有名。現状で100%性能を発揮できるジオングにとって、足は飾りに過ぎず、お偉方にはそれが理解できないのだと断じていた。更にサイコミュを使いこなせるか尋ねるシャアへ、ニュータイプ能力が未知数ゆえに保証できるわけがない、と歯に衣着せずに答え、彼を苦笑させる。シャアの出撃の際には気休めの言葉をかけて見送った。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、「サキオカ」という名称で登場。階級は少尉で、丸顔で等身の低い体型になり、安彦曰く「オタクっぽいイメージ」の人物に変更されている。彼は内乱後ビグロを牽引して要塞を脱出しようと試みた。

このキャラクターを描いた作品がいくつか存在している。小説作品集『ガンダムNOVELS―閃光となった戦士たち』収載の「月光の夢 宇宙の魂」では「リオ・マリーニ」という名前で登場。ジオニック社の社員でジオングの開発に携わった。前述のア・バオア・クーでは、シャアを見送った後に自らも旧ザクで出撃している。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、アムブロシア基地に保管されたジオング3号機の整備士として登場。この3号機は足が設置された完成体であり、一年戦争後にシャアと再会した際に「ジオングの足もまんざら飾りではなかった」と前言を撤回している。ただしこれらの作品自体は公式設定という訳ではない。