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シン・マツナガ

シン・マツナガ

シン・マツナガ

宇宙世紀0055年生まれ。 宇宙攻撃軍所属のエースパイロットで大尉。軍籍番号:PM055767441S。

ジオンにおける日系の名家マツナガ家の嫡男で「白狼」「ソロモンの白狼」の異名を持つ。風貌は髭面の中年だが、バンダイ出版部発行の書籍「機動戦士ガンダム戦略戦術大図鑑 一年戦争全記録」では、髭のない美青年に描かれており、ゲーム「機動戦士ガンダム ギレンの野望」に、現在のデザインに再設定された。パーソナルカラーは白。一年戦争前から軍に身を置き戦果をあげる。特にルウム戦役では、戦艦1隻に巡洋艦5隻というスコアをたたき出し、中尉に昇進。その後、士官学校にて士官教育を受けた後、大尉に昇進した。同じく武人肌のドズル・ザビを兄のように慕い、尊敬していたとされる。ちなみにマツナガ家で軍人になったのは彼だけといわれている。

ドズルの腹心の部下だが、ソロモン防衛戦の直前に本国に召集され、ドズル戦死の報をサイド3で聞き男泣きしたという。その後の消息は不明であるが、生死には複数の説があり、ア・バオア・クー攻防戦で行方不明になった説、ミネバらと共にアクシズに逃げ延びたとする説(後にマツナガの専用機と思しきゲルググJがアクシズ付近での連邦軍との戦闘の際に目撃されている)、戦後ジオン残党「真・ジオン公国議会」を鎮圧した説がある。また、グリプス戦役中にカラバの傭兵として参加していたMSパイロットに「グレイ・ウルフ」のコードネームを名乗る人物がおり、マツナガと同一人物ではないかとされている。

「戦略戦術大図鑑」によれば、MS撃墜数141機、艦船撃墜数6隻とされ、これはジオン公国軍第5位の記録である。ただし、撃墜数には疑問視する見方もある。これは、地球連邦軍が本格的にMSを投入するのが大戦末期であるにもかかわらず、ソロモン戦ではサイド3本国に召集されており、ア・バオア・クー戦で出撃した形跡もみられないこともあり、これだけの撃墜数を記録するだけの整合性が考え難いためである。

愛機はMS-06 ザクII(C型とF型)、MS-06R-1A 高機動型ザクII、MS-14JG ゲルググJである。また、グレイ・ウルフとしてはMSZ-006-3B グレイ・ゼータがあるが、これはシン・マツナガ本人とは断定できない。

なお、ジョニー・ライデンとは「高機動型ザクIIに搭乗」「ジオンの若きエースパイロット」と共通項が多いことから、何らかの設定上の繋がりを持たされることも少なくなく、その関係は戦友であったりライバルであったりなど様々な解釈が存在する。

搭乗機