ガンダム情報サイト・ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

ガンダムチャンネル

アスラン・ザラ

アスラン・ザラ

アスラン・ザラ

戦後はオーブに亡命、「アレックス・ディノ」(市民番号:2500474C)と名乗り、オーブ代表首長となったカガリのボディガードを務めていた。プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの会談にカガリの護衛として赴いた折、地球連合軍特殊部隊ファントムペインによるザフト製新型モビルスーツ強奪作戦に巻き込まれたアスランは、カガリを守るためザクウォーリアに搭乗。そのまま彼女と共にザフト新造艦ミネルバに避難する。
その後旧ザラ派残党テロリストによるユニウスセブン落下作戦を防ごうと奮戦しジン・ハイマニューバ2型数機、カオスを戦闘不能にするも失敗、その未曾有の被害にブルーコスモスの扇動も加わり、再び地球・プラント間で戦火の幕が開いてしまう。開戦後デュランダル議長にフェイスとしてザフトに復隊することを懇請され、再会したイザークとディアッカの説得にもより、議長の理念を信じ自分に出来ることをするためザフトに復帰しセイバーを与えられる。
その後オーブと地球連合の同盟締結、カガリとユウナ・ロマ・セイランの結婚、結婚式でのフリーダム闖入・カガリ拉致を知りキラの意図に疑念を感じつつもセイバーのパイロットとしてミネルバで任務に就く。フェイスとしてモビルスーツパイロットたち(シン・アスカ、レイ・ザ・バレル、ルナマリア・ホーク)の指揮を任されたアスランだったが、反抗的なシンとは衝突が続いた。
幾多の転戦の後、地球連合・オーブ同盟軍と交戦するが、アークエンジェルとフリーダムが介入し戦局は混乱、その後アスランは個人的にキラとカガリに接触、戦闘を止めるよう諭すが、逆にキラからラクス暗殺未遂を知らされ動揺、しかし結局はデュランダル議長を信じようとするアスランと不信の念を拭えないキラは解りあえず訣別する。
その後、自分の歩むべき道に悩む日々が続く。それを尻目にシンは次々と目覚しい戦果を挙げ、増長したシンとの対立は一層険悪なものになっていく。
そして遂に議長は巨大軍需産業複合体ロゴスを敵として撃滅することを世界に宣言、アークエンジェル討伐の命も下され、意義を唱えるが却下され。その結果インパルスはフリーダムの撃墜に成功、アークエンジェルは行方不明に。基地に戻り、シンとの一悶着があり、議長から呼び出されレジェンドを授けられる。その際発した議長の言葉がきっかけとなりアスランの議長への不信・反発は決定的なものとなる。議長はアスランを邪魔と思い排除することを決意、アスランもミーア・キャンベルの訓告などから議長の真意に気付き、途中巻き込む形になってしまったメイリン・ホークと共にグフイグナイテッドを奪って軍を脱走するが、、 SEEDを発動させたシンのデスティニーに撃墜される。その際、メイリンを庇い重傷を負う。こうなることをわかっていたかのようにレドニル・キサカに救出され、密かにアークエンジェルに搬送される。
アークエンジェルではキラと和解し、彼がラクスを救うために宇宙に飛び立つよう背中を押している。ザフトのオーブ侵攻の際にはまだ傷の癒えない体でアークエンジェルに乗艦、キラのストライクフリーダムと共にラクスが乗ってきたインフィニットジャスティスを受け取る。ストライクフリーダムをレジェンドと共に追い詰めていたデスティニーの前に立ちふさがり、SEEDを発動させたシンを圧倒する。しかし、癒え切っていない身体は限界に達し、コクピットの中で気を失ってしまい機体ごと落下、かろうじてキラに救出され事なきを得る。しかし傷は再び開いてしまい、完全な復帰はもうしばらく先となってしまう。
ザフトによるオーブ侵攻を食い止めた後、アークエンジェルはオーブ軍に正式に編成され、アスランもオーブ軍に編入する。オーブ第二宇宙艦隊所属としてコペルニクスでの束の間の休息をメイリン、ラクス達と共に楽しむ。そこに現れたミーアのハロが持っていたメッセージを罠だと見抜くが、ラクスの意向により護衛として指定された場所に向かう。そこで対面したミーアとラクスは和解するものの、ミーアは護衛のサラの銃弾からラクスを守り命を散らす。ミーアが残したディスクに入っていた日記から彼女の本音を知ったアスランは一人涙する。
議長によるデスティニープラン発動宣言の頃には復調し、インフィニットジャスティスを駆り、レクイエムのステーションワンをストライクフリーダムと共に落とし、続くレクイエム攻防戦ではルナマリアのインパルス、SEEDを発動させたシンのデスティニーを戦闘不能に追い込み、ミネルバを航行不能にした後、アカツキと共にレクイエムの破壊に成功している。
序盤以降主人公シンと共に行動していることと、シンの主人公としての成長が見られないためか、アスランが実質の主人公のような扱いになっている、悩み続けるその姿は前作より、丁寧に描かれている。
セイバーを撃墜された直後はシンの戦闘力の成長も相まって、アスランが弱くなったというファンの意見が多く、一部の雑誌では「シンより実力は下」と書かれていたことがあったが、インフィニットジャスティスに搭乗後は自身の迷いが吹っ切れたためか、SEEDを発動しているシンを圧倒するようになる。
彼は自分の理念のためとは言え頻繁に軍を脱走している。しかし、如何なる理由があろうとコズミック・イラ世界もとい現実世界でも軍の脱走、寝返りは重罪であり一部ファンには『また脱走か』と批判的な目で見られている。現に彼もキラやラクスと違い、脱走兵と言う立場から公式にプラントへ帰国できないで居る。彼自身自ら進んで軍人になったわけではないため(入隊理由も母を血のバレンタインで亡くし何も出来ない自分に嫌気がしたため)結果的に軍人としての腕は良いが、考え方が軍人には向いていないのではないかと思われる。

搭乗機