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スベロア・ジンネマン

スベロア・ジンネマン

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「袖付き」と呼ばれる反連邦組織に属する偽装貨物船ガランシェールの船長。大尉。52歳。ヤクザな雰囲気を漂わせる、一年戦争以前からジオン軍に所属する歴戦の勇士。部下からは「キャプテン」と呼ばれ慕われている。

一年戦争においてはアフリカ戦線で終戦を迎え、捕虜生活を余儀なくされる。その頃、妻子の暮らすサイド3の都市グローブは連邦占領軍による殺戮と陵辱により「公衆便所」と化していた。拭えぬ憎しみから復讐心の虜となり収容所時代の部下たちと共に軍人として戦い続け、陵辱の記録であるグローブのビデオを取引する闇ルートを虱つぶしに壊滅させていたが、その過程である少女と出会う。傷ついた彼女の庇護者となり、亡くなった実娘の名マリィを与えたものの、愛する者を再び奪われることへの恐怖と悔恨からマリーダ・クルスという忠実な部下として扱ってきた。第一次ネオ・ジオン抗争以後はジオンの「姫様」であるミネバ・ラオ・ザビを守る役割を与えられ、時には彼女の意向を無視してでもその身を守り続けた。

「ラプラスの箱」の受取人としてインダストリアル7に赴くが、取引きは失敗。その後は箱を巡る争いに関わることになる。パラオ攻略戦で捕虜となったマリーダを、ガランシェールにやってきたガエル・チャンと共に奪回しようとするが失敗、母艦への帰還が不可能となったユニコーンガンダムバナージ・リンクスを回収し、共に地球へ降下することとなる。対立や葛藤を乗り越えて父子にも似た感情を共有するようになった二人は命懸けでマリーダを救出し、ガランシェールで地球を離れる。

生き残ったクルーとともにかつての敵艦ネェル・アーガマに身を寄せ、バナージとオードリーに協力するようになったかに見えたが、根深い対立を乗り越えるには至らず、隙をついてネェル・アーガマを占拠し、ジオン共和国軍とフル・フロンタルを受け入れる。しかし、明らかになったフロンタルの真意に落胆させられ、ミネバの導きによりネェル・アーガマのクルーによる艦の奪回を黙認。死を決意し、旧知のガエルに引導を頼むが断られる。その後は自失していたが、マリーダが放ったメッセージを受けて再起。メガラニカの艦長に就任する。