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マリーダ・クルス

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「袖付き」のガランシェールに搭載されているMSクシャトリヤの女性パイロット。中尉。18歳。長い栗色の髪と蒼い目を持ち、強靭な肉体と鋭い洞察力を持つ強化人間。船長のジンネマンを「マスター」と呼び、彼の命令には忠実に従う。『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場したエルピー・プルのクローン(プルトゥエルブ)である。

第一次ネオ・ジオン抗争後に娼館へ売られ、以後数年間娼婦として客を取らされ続ける。後にスベロア・ジンネマンに保護されるが、その身体は妊娠・堕胎・客の倒錯行為により著しく消耗しており、女性としての機能も破壊されていた。

パラオ攻略戦でユニコーンガンダムを駆るバナージ・リンクスと相見えるが、NT-Dを発動したユニコーンに自機のファンネルのコントロールを奪われ撃墜寸前に追い込まれるが、すんでの所で2人は精神感応を起こし意識を共有。バナージは攻撃を停止し、クシャトリヤと共にネェル・アーガマに収容された。その後、重力下で評価試験を受けていたバンシィの検体となるべくビスト財団により地球に移送されることになるが、途中ガエル・チャンの襲撃を受けたアルベルト・ビストを庇い、彼に思いを寄せられる。地球降下後はオーガスタ研究所で「光(母性)を奪ったガンダムへの憎しみ」からバナージとユニコーンを敵視する刷り込み調整を受け、アルベルトをマスターとしてバンシィを駆ることとなり、ダカールの戦闘で消耗していたバナージを倒してユニコーンの捕獲に成功する。その後はラー・カイラムと共にトリントン基地へ移動するが、トリントン襲撃の隙をついて脱走したユニコーンとガルダ輸送機上で再び交戦。ジンネマンの再三の説得やバナージとの交戦で精神に変調を来たし暴走し、サイコフレームの共鳴現象から発生するサイコフィールドによりガルダをズタズタに破壊する。ガルダ格納庫での死闘で憎むべき存在であるはずのガンダムを自ら操っていることに気づいてしまい、意識を消失する。

バナージとジンネマンにより救出され、ネェルアーガマに収容されハサンの治療を受けるが意識は回復しなかった。しかしガランシェール隊によるネェル・アーガマ強奪と、フル・フロンタルの脅迫で危機に陥ったオードリー・バーンの求めで覚醒し、オードリーと共にクシャトリヤを起動させてバナージの窮地を救い、ジオン軍人としての復讐心とフロンタルへの落胆の板挟みで思考停止に陥っていたジンネマンを救う。ユニコーンとともに戦線を張り、ネオ・ジオン艦隊を一蹴。ボロボロの機体でフロンタルをも退けた。彼女の存在はバナージ、ミネバ、ジンネマンだけでなく、リディ・マーセナスにも影響を与え再起を促した。

搭乗機