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カトル・ラバーバ・ウィナー

カトル・ラバーバ・ウィナー

カトル・ラバーバ・ウィナー

15歳 156cm 41kg。心優しく穏やかな性格で、敵を倒した後には”自分は投降しろと警告した”と自分に言い聞かすこともある。また外交的で、相手を説得する才能もあり(アラブ有数の富豪の血筋ゆえか)、リーダーとして他のガンダムパイロットをまとめ上げる人間であると、指令を出す科学者達に目されていた。作中では5人の中で唯一家族(父親・姉)が登場しており、姉の中で登場したのは一人だけだが、29人の姉がいる(なお、それぞれの母親は異なる)。しかし、母親の母胎から産まれたのはカトルだけであり、母親のカトリーヌはカトルを出産した時に死亡している。カトルは一時期、自分も試験管から生まれた人間ではないかと疑い、自分の存在を無意味な存在と考え、荒れた生活を送っていた。しかし、後にカトルの親衛隊となるマグアナック隊と出会うことによって、作中に見られるような健全な姿に立ち直る。カトルの父親である現当主は、地球圏統一連合から逃亡していたH教授をかくまい、カトルはH教授に協力してガンダムサンドロックのパイロットとして訓練を受ける。しかし平和主義者の父親と対立し、カトルは父の反対を押し切ってオペレーションメテオを実行に移す。
地球降下後はマグアナック隊と行動を共にし、コルシカ基地を襲撃した際、トロワと出会う。その後トロワと共に向かったニューエドワーズ基地での戦闘で、デュオやヒイロ、五飛と対面する。基本的に他のガンダムパイロットとは協力することを好んだが、しばしばヒイロや五飛には振り回された。地球圏を掌握した OZが、次なる目標としてコロニーもとりこも賭する目的を知らせるため、カトルはデュオと共にシンガポール基地から宇宙に上がろうとする。基地を守るOZ 部隊との戦闘中、すでにOZに取り込まれつつあったコロニーは、ガンダムはコロニーとその平和を守るOZの敵であると声明を出し、ガンダムパイロット達はコロニーに切り捨てられる。カトルたちは愕然とし、劣勢に陥るが、五飛がカトルたちに檄を飛ばしながら参戦する。カトルは先にデュオと五飛を宇宙に上がらせ、足止めのためにサンドロックを自爆させ、カトルも何とか基地から飛び立つ。それぞればらばらの方向へ飛んだが、カトルはOZの追撃を振り切って、辛くも中立のコロニーに漂着する。
そのコロニーはウィナー家に属するコロニーで、病院に担ぎ込まれたカトルを看病した医者は、姉のミリアだった。カトルは姉と共に実家に戻り、父と再会するが、カトルが行ったオペレーションメテオを無益なことと叱る父とまたも対立する。OZに取り込まれつつあるコロニーの人々は、もはやガンダムを敵とみなしているのを感じながらも、カトルはもう一度サンドロックを立て直そうとする。一方カトルの父は、ウィナー家所有の資源衛星をOZの兵器開発のために利用させることを断固拒否していため、コロニー政府の中で孤立していた。OZの圧力のなすがままに、議会とコロニー市民はウィナーの排除を迫り、ついにカトルは目の前で父親と姉を失うことになる。家族を奪われた深い悲しみ、支配され操られていることも気づかず、保身ばかりを考える身勝手なコロニーの人々への冷たい怒りと共に、カトルは封印されていた禁断のモビルスーツ、ウイングガンダムゼロを完成させる。ゼロシステムに支配されたカトルは、OZの資源衛星とコロニーを立て続けに破壊し、それを迎え撃つトロワ、ヒイロと激突する。憎悪の化身となったカトルは、圧倒的な強さでトロワとヒイロを追い詰めるが、トロワの捨て身の説得によって正気を取り戻し、ゼロから脱出する。その後ヒイロや5人の科学者と共にOZに拘束され、実験としてゼロに搭乗させられ暴走したヒイロを止め、メリクリウスをゼロと共に自爆させた後、ヒイロと共に地球に降下する。
一時はサンクキングダムでヒイロと共にし、サリィ・ポォから自爆させたサンドロックを改修し強化されたガンダムサンドロック改を受け取りホワイトファングと戦う。一度ヒイロに薦められゼロシステムをサンドロックに取り付けるがすぐさま撤去するが、ドロシー・カタロニアに強い恨みを持たれ、最後のドロシーとのフェンシングでの対決で深い傷を負ってしまうが無事生き延びている。
OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、太陽にガンダムを送り破棄させる計画を実行するが、急遽ガンダムを必要になる事態になったため太陽へ向かうガンダムを急いで回収する。そして、ヒイロ・デュオ・トロワにガンダムを渡し、自らガンダムサンドロックカスタムを駆り、デュオ・トロワと共に大統領府へと向かい、マリーメイア軍との戦いに挑む。

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