初出はバンダイのプラモデルのMSVシリーズの文字設定であり、デザイン画は今に至るまで描かれていない。富野由悠季による「機動戦士ガンダム」の構想案「トミノメモ」での首、胸部、腰、両腕、両足が分離してサイコミュとして機能するというジオングの初期設定をそのまま継承した後継機だが、名称は変わらずそのままである。計画書提出の時点で終戦を迎え、建造されなかったとされている。
なお、五体分離してオールレンジ攻撃を行うコンセプトは一万数千年後のターンXに継承されている。なお、「MSN-03」という形式番号は、ガンダム正史ではヤクト・ドーガに使われているものである。