コレン・ナンダー軍曹専用のカプル。名称の「コレンカプル」については49話でポゥ・エイジがそう発言している他、メモリアルボックスIの解説書のカプルの項目にも「コレン・ナンダー専用のコレンカプル」との記述がある。コレンがディアナの元へ帰参した際に、ハリー・オードからのMSスモーの提供を断り、ミリシャで使用していたカプルを元にポゥら上官に強引に手伝わせ一晩で改造した機体である。赤い塗装で角飾りが付いており、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル専用機を彷彿とさせる意匠となっている。最終的には無断で持ち出したソシエ・ハイムらのカプル2機を連結させ、「三倍の出力」を実現させている。右腕にウォドムの巨大な手首が追加されており、ロケットパンチとして打ち出す事が可能である(ただし射出した手首は直接回収する必要がある。射出後の基部にはボルジャーノン用の手首も見える)。
また、かつてコレンがイーゲルに持たせていたミンチ・ドリルも携帯する。そのミンチ・ドリルでメリーベル・ガジットのバンデットを撃墜し、∀ガンダムとターンXの戦いの中に割って入ろうとするものの、暴走する月光蝶に機体をバラバラにされコレンは死亡した。
小説『月に繭 地には果実』ではソシエ機の描写として、父の仇を討つ復讐の意図をもって赤く塗装されていたという記述がある。また、コミックボンボン掲載の漫画版では、準備台本を基に執筆されているというスケジュールの関係上、代りにガンダムアスクレプオスが登場している。