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ルー・ルカ

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グリプス戦役終結後、物資・人員共に整わない巡洋艦アーガマに、ラビアンローズよりΖΖガンダムのパーツの一部、コア・ファイターを輸送してきた少女。容姿端麗にして勝ち気な性格である。Ζガンダムを乗りこなすなど、モビルスーツパイロットとして高い腕前を持ち、流星のパーソナル・エンブレムが描かれた彼女専用のノーマルスーツを着用していた事からも、その高い技量が伺われる。ただし、職業軍人としては多少間の抜けた面もある。当初は、立場の違いもあってかジュドーらシャングリラの少年達とは衝突する事もあったが、持ち前の明るさを活かし、打ち解けていった。

ジュドー・アーシタがΖΖガンダムの主席パイロットとなって以降、彼に想いを寄せるエル・ビアンノへの対抗心もあり、Ζガンダムのパイロットとなる。また、それ以後もジュドーは戦術上の観点からΖガンダムに搭乗する場合もあり、その際にはルーは上位機種であるΖΖガンダムなどにも搭乗し、チームの一員として第一次ネオ・ジオン抗争を戦い抜いていく。

ジュドーとは喧嘩の絶えない仲だったが、共に戦い抜く中で互いに惹かれ合っていった。また、ネオ・ジオンのグレミー・トトにも好意を持たれるなど、恋愛模様は華やかである。グレミーとは敵として幾度も戦場で対峙することになり、アクシズ陥落時には彼の搭乗するクィン・マンサと遭遇、乗機Ζガンダムを破壊されてしまう。しかし、クィン・マンサがコクピットを開放した瞬間、彼女は擱座したΖガンダムのコクピットから、かろうじて動いたその右腕を動かし、グレミーに対しビームライフルの銃口を向け、涙と共に引き金を引く。

終戦後は、ジュドーと共に木星船団に志願。彼と共に木星圏へ旅立つ。

その後の彼女とジュドーの関係について描かれた作品は幾つか存在するが、公式な設定ではなく、それぞれ解釈も異なる。最も公式に近いと思われる『GUNDAM EVOLVE../10』では木星船団の航行中、ジュドーとコミカルな会話を交わすルーの姿がある。長谷川裕一の漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』においては、ジュドーの発言から離別したとされている。松浦まさふみの漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』においては、彼女らしき人物が彼と共に地球圏へ帰還している姿が見られる。

搭乗機