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ラカン・ダカラン

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ネオ・ジオンの将校で、そのモビルスーツの操縦テクニックは強化人間、ニュータイプにも劣らない。その自信の表れなのか、戦闘時にもノーマルスーツを着用しない。シリーズ前半、かしましいキャラクターが多い中、「ジオン古来の武人」「ガンダムの拳王ラオウ」(月刊ニュータイプ)といった位置づけの「強敵」として設定された。 ハマーンから封書で届けられた命令書をペーパーナイフで封を切って開いたりする場面もあったりと、古風な一面も持ち合わせている。

一年戦争からの名パイロットで、激戦を生き残ったとされているが大戦時の経歴は不明。漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によれば、一年戦争時におけるソロモン海戦にリック・ドムで参戦し、バズーカの弾薬を使いきり、ヒートサーベル1本で切り抜けた事がある。

その後、経過は不明だが、アクシズに渡り、モビルスーツパイロットとして活躍。『C.D.A. 若き彗星の肖像』では、シャア・アズナブルとの模擬戦を行うものの惨敗するなど、この時点では実力はシャアには及ばなかった。だが、アクシズから脱出した地球連邦軍に捕らえられたハマーンを救出する為に自ら囮になり、ハマーンを救出するきっかけを作るなど、気骨のある所を見せている。なお、この頃は、まだノーマルスーツを着用している。潜伏の間に過酷な特訓によって己を鍛え上げニュータイプや強化人間と互角以上に戦えるほどの力を得た。

ダブリンへのコロニー落とし作戦参加時には避難する民間人を平然と虐殺する冷酷非道ぶりを見せ付けた。プラモデル「1/144ドライセン」の付属解説書によれば、第1話以前のエピソードとして、アルカディアコロニー攻略戦でエゥーゴのネモ3機を撃破したとされる。

グレミー・トトの反乱の際には、地球の支配権を条件にグレミー側についた野心家であり、ドーベン・ウルフで構成されたスペースウルフ隊を率い、グレミー軍主力部隊として活躍した。ZZガンダムと交戦しビームサーベルによる接近戦において敗北、ドーベン・ウルフと共に爆散する。

主な搭乗機は、AMX-009 ドライセン、AMX-011 ザクIII、AMX-014 ドーベン・ウルフ。劇中ではグレミー軍は機体色をグレーに再塗装されたMSが多かったが、ドーベンウルフはラカンのこだわりによって再塗装を免れている。 また、『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、MS-09Rリック・ドム、MS-09R-2リック・ドムIIに搭乗している。

搭乗機