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エマ・シーン

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宇宙世紀0087年3月2日、ティターンズが開発した新型モビルスーツのガンダムMk-IIのテストパイロットとしてグリーン・ノアに赴任し、「エゥーゴ」によるガンダムMk-IIの強奪事件に遭遇する。その後、上官バスク・オムの親書を持ってアーガマへ赴くが、その内容(強奪したガンダムMk-IIを返さなければカミーユ・ビダンの両親を殺す)を知りショックを受ける。それまで彼女は、ティターンズはジオン残党狩りを目的とした正義の組織だと信じ込んでおり、人質という卑劣な手段をとったティターンズに不信感を持つ。その後、アレキサンドリアに戻った彼女は、カミーユとその父であるフランクリン・ビダンを引き連れ、ガンダムMk-II全3機と共にエゥーゴに寝返る。そして、保護観察の身である時、サイド1の「30バンチ」コロニーに入り、クワトロ・バジーナから事件(30バンチ事件)の真相を聞き、ティターンズの本質が悪であることを認識する。

エゥーゴではアーガマでリック・ディアスのパイロットを務めていたが、後にガンダムMk-IIを譲り受け、アーガマとラーディッシュを行き来しながら数々の戦闘に参加する。また、カミーユやファ・ユイリィカツ・コバヤシに対しては、時には姉のように優しく、時には上官として厳しく彼らの面倒を見る。元ティターンズで疑われやすい立場であったが、その人柄の良さで絶大な信頼を集める。なお、ラーディッシュの艦長となったヘンケン・ベッケナーに個人的な好意を寄せられており戸惑うが、ラーディッシュのクルーは二人を応援していたという。

宇宙世紀0088年2月22日、『グリプス戦役』最終決戦において、自分とは逆にティターンズへ寝返ったレコア・ロンドの駆るパラス・アテネを相打ち状態になりつつも撃破する。しかし、レコアの最期の言葉に動揺し不用意にコクピットを出たところでパラス・アテネがヤザン・ゲーブルの操縦するハンブラビの攻撃によって爆発、その破片で全身を強打し致命傷を負う。その後、カミーユに助けられるが命が尽きることを悟ると、カミーユにZガンダムが人の意思を吸収する力を持っていることを諭し、平和への願いを托して息を引き取る。享年24。

搭乗機