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クワトロ・バジーナ

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エゥーゴでは、境秀樹の小説作品『モビルスーツコレクション・ノベルズAct.5 宿敵の幻影』(『大河原邦男コレクション』 (M-MSV) に付属する小説、バンダイ発行の雑誌『SDクラブ』12号に収録)によれば、γガンダム(リック・ディアス)の開発に関わり、また同作と小説版『機動戦士 Ζガンダム』によれば、γガンダムにリック・ディアスと命名したのも彼である。さらに岩田和久著の漫画作品『機動戦士Ζガンダム 宇宙を超える者』(講談社発行の雑誌『ガンダムマガジン』2号に収録)によれば、リック・ディアス改にて大気圏突入の実験も行っている。

その後、最新艦アーガマに配属されモビルスーツ隊隊長となる。ただ、クワトロ=シャアであるという事は薄々感付かれていたようである。またアポリーロベルトは一年戦争時代からの部下で、彼と共にアクシズから来たともいわれている。

>宇宙世紀0087年3月、アポリーとロベルトを率いてリック・ディアスでサイド7・グリーン・ノア1に潜入し、ティターンズの新型モビルスーツRX-178 ガンダムMk-IIの奪取を図る。グリーン・ノア1の民間人であるカミーユ・ビダンの協力もあり奪取に成功。この事件が引き金となりエゥーゴとティターンズとの間で本格的な武力抗争が始まる(グリプス戦役)。

その後、サイド1・30バンチで、ティターンズのやり方に疑念を抱いてアーガマへ投降したエマ・シーンに対し、ティターンズの横暴を説く。また月面都市アンマンで、部下のキグナンからアクシズが地球圏に向かっていることを知らされる。

同年5月、連邦軍本部ジャブローへの攻撃に参加するため地球に降下するが、連邦本部はすでに移動していたため、目的が果たせず作戦は失敗。作戦後は、支援組織カラバと合流し地球からの離脱を図る。その中で、7年ぶりに再会したアムロ・レイの支援によって地球を離脱する。
同年8月、ティターンズのアポロ作戦阻止に動くが作戦は失敗。その後、エゥーゴの指導者であるブレックス・フォーラと共に議会に出席するが、政府の腐敗を目の当たりにし失望。さらにブレックスがティターンズに暗殺され、死の間際の彼からエゥーゴを託される。

同年10月、地球圏に帰還したアクシズと結盟するため、使節団の一員としてグワダンに赴くが、ハマーンの傀儡化したミネバの姿に憤慨。確執が表面化し交渉は決裂する。

同年11月、衛星軌道上からカラバのキリマンジャロ基地への攻撃を支援する予定であったが、ヤザン・ゲーブルが率いるハンブラビ隊の奇襲を受け、地球に降下させられる。降下後、アウドムラをはじめとするカラバの攻撃隊と合流し、攻略戦の指揮を託される。作戦を成功させると、世論を味方につけるためカラバ・ルオ商会の協力を得てダカールの連邦議会を占拠。全世界にテレビ中継で演説を行う。自らの正体、即ちシャア・アズナブルであるとともにジオン・ズム・ダイクンの遺児である事を明らかにする。これにより自身の発言と行動に絶対なる説得力を与え、ティターンズの実態を暴き、エゥーゴの正当性を訴えた。この演説によって、議員だけでなく地球の一般市民、さらにはティターンズ内部にまでもティターンズに対する不信感が生まれ、戦局はエゥーゴに傾く。

宇宙世紀0088年2月、エゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三つ巴の戦いとなる。最終局面、グリプス2(コロニーレーザー)内で、ハマーンのキュベレイパプテマス・シロッコジ・Oと激戦を繰り広げるが、グリプス2を守り抜きティターンズ艦隊を撃破する。しかし、その後のハマーンとの交戦の際、乗機である百式は大破し、戦艦の爆発に巻き込まれ、行方不明となる。

搭乗機